映画

2001年3月16日
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を観た。

ドキュメンタリーとミュージカルがを二元的に組み合わされた構成になっていた。

ストーリーは当初、噂やらを聞いて良い話系の感動ものとばかり思っていたのだが・・・・・・・

題名に「ダーク」とあるがこれは主人公が盲目である事をかけているのだが物語もある意味ダークである。

この物語の結末は(まだ観ていない人はごめんなさい)主人公の絞死刑シーンで幕を下ろす。

普通なら暗転して細かくは見せないであろうものが主人公の最後のミュージカル舞台として映し出される

一刻、一刻迫る「死」への恐怖、泣き叫ぶ主人公の姿は痛々しい・・・・・。

主人公の立場をここまで追いやったアメリカの裁判のシーンでこの映画の監督の反米感情が剥き出しにされている

アメリカが自慢している裁判制度をこれでもかというくらいに踏みにじってくれているあたりがよろしい。

この映画は母の子に対する愛情、友情、世の中に対する歯がゆさなど主人公の心の中のミュージカルで感動をあたえる映画と言うよりも、反米感情映画と呼んでもいいのかもしれない。

主人公を演じたビョーク
この方はすごい!演技もすごいが声がいい。
サントラ購入決定。

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