幼なじみ?
2001年3月18日かつて我が家では柴犬を飼って(?)いた
私が物心つくころにはそいつは時々家のなかで寝転がっていた。
とにかく変わった犬だった、私は一度も散歩に連れて行った覚えが無い
自分で勝手に散歩してくるのである。
三日に一度居なくなり一週間以内に帰ってくるという事を繰り返すのだ
時には何故か12キロ先の町まで行ってたり、また何故か9キロ先の町の交番の犬小屋に居るわ、保健所につかまりガス室一歩手前までいくわ
もし人語が解るのであれば「お前何やってんねん」の一言でもいいたかった(笑)
行動範囲の広い分、この犬を知る人間はかなり多かった。
この犬のつけている首輪に名前と我が家の電話番号が書かれてあった為に一応我が家の犬と言うことになっているだけで
我が家に居ない間は他の家を転々としているのだった。
そんな自由奔放な日々も終わりは来た
私が中学一年の終わりごろ、年老いて痩せていた犬は放浪先で倒れている所を見つけられ我が家に担ぎこまれた
しばらく母が薬や流動食を与えたりして看病にあたったのもむなしく、彼は約13・4歳の生涯を閉じた。
今日、彼の墓参りに行った
とある山奥にあるペット用の墓に6年前埋めた
久しぶりに行くと、霊園(とは名ばかり)の規模は倍以上になっていた
墓も物によっては人間並みのものまであったのには少々戸惑った、
そこまでする人は多分その愛情を与えたいと思った人に与えられなかった人なのではないかと思う。
違う人、本当に動物好きな人もいるのだろうが、少なくとも私はこう言う印象を受けた。
ああいう犬が一人の(少数の)愛情を一身に受けた犬だとすれば、彼は大勢の人々の好意に出会った犬どろう。
多分、彼が死んだ事を知っているのは我が家の関係者と一部の人だけだろう、他の人の中には今でも「またあの犬くるかな?」と思っているかもしれない。
大勢の人々の記憶に残るあの犬はある意味、私よりよっぽど偉いのかもしれない(笑)
私が物心つくころにはそいつは時々家のなかで寝転がっていた。
とにかく変わった犬だった、私は一度も散歩に連れて行った覚えが無い
自分で勝手に散歩してくるのである。
三日に一度居なくなり一週間以内に帰ってくるという事を繰り返すのだ
時には何故か12キロ先の町まで行ってたり、また何故か9キロ先の町の交番の犬小屋に居るわ、保健所につかまりガス室一歩手前までいくわ
もし人語が解るのであれば「お前何やってんねん」の一言でもいいたかった(笑)
行動範囲の広い分、この犬を知る人間はかなり多かった。
この犬のつけている首輪に名前と我が家の電話番号が書かれてあった為に一応我が家の犬と言うことになっているだけで
我が家に居ない間は他の家を転々としているのだった。
そんな自由奔放な日々も終わりは来た
私が中学一年の終わりごろ、年老いて痩せていた犬は放浪先で倒れている所を見つけられ我が家に担ぎこまれた
しばらく母が薬や流動食を与えたりして看病にあたったのもむなしく、彼は約13・4歳の生涯を閉じた。
今日、彼の墓参りに行った
とある山奥にあるペット用の墓に6年前埋めた
久しぶりに行くと、霊園(とは名ばかり)の規模は倍以上になっていた
墓も物によっては人間並みのものまであったのには少々戸惑った、
そこまでする人は多分その愛情を与えたいと思った人に与えられなかった人なのではないかと思う。
違う人、本当に動物好きな人もいるのだろうが、少なくとも私はこう言う印象を受けた。
ああいう犬が一人の(少数の)愛情を一身に受けた犬だとすれば、彼は大勢の人々の好意に出会った犬どろう。
多分、彼が死んだ事を知っているのは我が家の関係者と一部の人だけだろう、他の人の中には今でも「またあの犬くるかな?」と思っているかもしれない。
大勢の人々の記憶に残るあの犬はある意味、私よりよっぽど偉いのかもしれない(笑)
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