虚ろなる美談

惨劇から一夜、ビルのあった場所には大量の瓦礫が大きな、大きな山を創り上げていた。

周りの建物は崩れたときの粉塵によって灰色に染まり、空気は埃が舞いマスク無しには辛いとTVの向こうのレポーターは言う

ビルに突っ込む旅客機とそれぞれのビルの崩壊映像のリプレイが延々と繰り返される。

もういい加減覚えるくらい延々と・・・
私が寝てしまった後に伝えられた事を見た、ハイジャックされ犠牲になった旅客機は計4機

2機はセンタービル、1機はペンタゴン、残り1機はペンタゴンに突っ込む前にヒッツバーグに墜落した。

そのヒッツバ―グに墜落した旅客機の話がどうもげせない、乗客がハイジャック犯に立ち向かい、その結果墜落。

それが何故わかったかと言うと乗客が持っていた携帯電話で母親に電話をかけ事の一部始終を話し、「母さん、愛してる」と言った後電波が途切れたという話からだった。

言っちゃあ悪いが出来すぎている。

4機目の出現でアメリカ空軍は戦闘機を緊急発進、旅客機を追尾しペンタゴンへの進路を変更しない場合・・・・

「撃墜せよ」との命令を受けていた。

だが会見では緊急発進した戦闘機が追いついた時にはもう墜落していて撃たなかったと言う。

果たして本当だろうか？

緊急発進(スクランブル)戦闘機が旅客機に追いつかないのも変な話だ
緊急発進する戦闘機は目標に到達するのに約2．3分以内に到達するように発進する。

ハイジャック犯が乗っ取った時点で軍はそれを把握しているはずだし、緊急発進命令が出たのもこの時だろうし

犯人に対して乗客が行動を起こす決心をし、その中の一人が電話をし墜落するまで2・3分以上かかりそうなものだ。

ついでを言えば或る程度の高度のある飛行機から携帯電話の電波が飛ぶ事自体すごい気がするのは私だけだろうか？

何が言いたいのかと言うと、本当は戦闘機は旅客機を撃墜していて、それを隠す為のでっち上げ美談をマスコミに流した。

みたいなことが考えられるのだ。
湾岸戦争の油にまみれた海鵜の映像しかり・・・・

情報操作、人々の支持を受けるため、正当化するために人はどこまで虚ろなる美談を造りつづけていくのだろうか？